やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 14話「はりめぐらされた罠」 感想

 ルパンレンジャー

・登場シーンがかっこよかった。レッドがワイヤーで降りてきたかと思ったら、着地した瞬間ブルーとイエローが出てきて驚いた。
よくよく見直してみると最初から下に2人がいるだけなのだが、マジックみたいで"快盗"の名に恥じない演出。見てて楽しいからもっとやって欲しい。

 

 パトレンジャー

・「犯人を捕まえるのは、僕達警察の仕事だ。大丈夫、必ず捕まえる。約束する」
『国際警察の権限』を持たない一般人が身柄の拘束や攻撃を行うこと……俗に言う私刑は、法的に認められていない。現行犯であれば話は別だが、相手は子供、現行犯かどうかを判断できる歳ではない。
これをそのまま言っても颯太くんや圭一郎(幼)、子供の視聴者にはなかなか伝わらない(「なんで悪いやつを捕まえちゃ駄目なんだよ! みんな怖がってるのに!」となる)だろうが、"危険だから"という意味にも取れるように伝えるのはうまいと思った。理想的な大人の対応。
・颯太くんが「快盗がいい」と言っていたのも、偶然ではないだろう。彼らこそこの番組に於ける"私刑"の権化であり、だからこそ自由で派手で人気も出るような活躍ができる。この辺りに次回どんな決着を付けるのか、とても気になる。
・ただ気になるのは、クラッシュブラザーズの兄を潰していたこと。たまたまギャングラーだったから良かったものの、市街戦をすることだってよくあるし、この描写はなかなかまずいのでは……? こんなシーンを見せられて、しかもパトレンジャー達がそのことに気付いていないというのが一番まずい。これでは犠牲者がいたとしてもおかしくない。"お約束"に不用意に踏み込んでしまうとロクなことにならないので、ちょっと不安。
・あと、この話がとても良かったからこそ、やっぱり6話の暴走は駄目だよ。あれは承服できない。

 

 ギャングラー

・「お宝は惜しいが時間がねぇ、くれてやらぁ!」
新しいパターンで面白い。こういう変わり種を混ぜてくれると幅が広がっていいね。
・ドグラニオの登場回としてもなかなか良かった。ルパン側には当面の目標としてザミーゴが据えられたけど、パトレンジャーは今起きてる事件を解決するのがメインって感じだったから、分かりやすい目標としては良いんじゃないかな。

 

 

 

今回も面白かったけど、最後の方は駆け足で分かりにくかった。唸り声を出していたのはオドードだろうけど、クレーンが埋まってたのはたまたま? もし「地中に何か埋まってる」という情報がなかった場合、わざわざドリルを使っていただろうかと考えると怪しいんだけど、その場合は巨大戦でビークルを使うだろうということなのかな。
ただ、デストラ以外はルパンコレクションとVSビークルの差を気にしていないはずなので、警察に預けても使うとは限らないんじゃ……? "はりめぐらされた罠"と言うには若干お粗末な気がする。

 

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