やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 11話「撮影は続くよどこまでも」 感想

 ルパンレンジャー

・1話限りの怪人の能力によるものなら、これ以降ハンマーダイヤルファイターが出てこないのも頷けるし、リデコであることもうまく活かしてある。
これで「もう出てこない」ことがほぼ確定してしまったのは残念ではあるけど、うまい。
・ただやっぱり巨大戦をやるモチベーションは……。

 

 パトレンジャー

・「(映画を撮って)人気者になったら、モテますよ」
この圭一郎に対する朔也のセリフ、ここだけ見たらいつもの彼のノリと合わせて「自分がモテたくてやってるんだな」と思うけど、後の話を踏まえると「映画でかっこよさをアピールすれば"圭一郎達も"モテるだろう」という意味とも取れるようになっていてうまい。
・女装男装共に、思ったよりは似合っててすごい。
・圭一郎とつかさが"同期"として関わるから朔也だけ蚊帳の外感あったけど、先輩後輩って関係性を強調してくるのはいいね。
・圭一郎とつかさは一足早く配属されていたことがしっかりと描写されたが、VSチェンジャーが届くまではどんな活動をしていたのか気になる。うまくいかなかったから1話であんなにイライラしてたんだろうけど。
・「俺そんなこと言ったかな?」
5話でも自分の発言を忘れてる描写があったよね。あの時は忘れてることによって説得力が減ってる感あったけど、今回は"自然と口から出てた"的な意味に見えて、印象が良かった。

 

 ギャングラー

・カメラマンが犯人ってのは、氷菓でも似たようなトリックがあったね。で、その氷菓でも言われてたけど、視聴者目線だと気付かなくても、劇中人物がカメラマンの存在に気付かないのはちょっとおかしいんじゃない?
まぁ、この場合は監督が怪しすぎるっていうミスリードのおかげと見るべきか?
・そうなると、他のスタッフが全員ギャングラーだったのに監督だけ人間だったのは、ピッチ・コックが囮になりそうだと踏んだからってことでいいのかな。朔也以外はひっかかってたし、敵側も頭がいいとそれを倒すことの価値が上がるからうまい。

 

 

 

互いに、「警察/快盗がいるってことは、やはりここにギャングラーが」って気付いてるのは面白かった。
ただ小物の使い方は良かったり悪かったり。ワイヤーは警察にもあるはずなのに使わない理由が分からないし、グッティの特徴である気分を無視するのはあんまり良くない。対してパトメガボーで「カット」の支持を出すのは良かった。
全体としては、こういうギャグ回だけど色々と凝ったつくりの話、好きだな。

 

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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 12話「魔法の腕輪」 感想 - やんまの目安箱