仮面ライダーエグゼイド レベル4登場回。バグスターと仲良く暮らす小星作のゲーム病を治す。
公式サイトには
「『ハンバーガー特別編』と呼べるほど番外編に見えるこのエピソードですが、実は今だからこそエグゼイドにとって重要な要素を持ったエピソードになっています。それは永夢がゲーム病だとわかった今であり、飛彩や大我がゲーム病に対するスタンスで揺れている※ 今、そしてパラドがパラドクスに変身をした今だから、なのです。」
とあるのだが、そういうつもりなんだ? ※に関しては一体いつそんな話があったのか謎だし、パラドクスが変身したことと今回のバガモンの話にどういう関係があるのかも分からない……。
キャラクター
宝生永夢
・「(バガモンを見て)ポッピー……じゃないよね?」
目が腐ってるとしか。どういう意味があるセリフだったんだ? 彼の目に映るポッピーピポパポは、バガモンと同じような見たままバケモノなのだろうか。
・「ゲーム病が治ったのになんでバガモンが消えないんだろう?」
バガモンを攻撃する大我を止めておいて、結局のところ永夢がやろうとしたのは「正攻法でゲームをクリアして消す」だったらしい。方法が違うだけで結果は同じだし、作は笑顔にならないだろう。
・ガシャットは取りに帰らなかったらしい。家が遠いのかな?
・「何をするんだ……バガモンは良いやつだったのに!」
数分前まで自分も消そうとしてた癖によくこういうセリフがすらすらと出てくるよね。記憶に何か障害があるんじゃなかろうか……?
花家大我
・「ハンバーガー?」
ここのギャグらしき会話、どこがどう面白いのかさっぱり分からない。「機動力が高いということを認めながらも、ハンバーガーというモチーフだけでバカにする」というのは、例えばエグゼイドを本編の良し悪しを無視してデザインだけで否定するのと同じような行為だと思うのだが、スタッフ的にはそれで良いのだろうか? それとも、大我を使ってアホみたいに描くことで皮肉っているのだろうか?
パラド
・誰もゲームスタートもしておらず、バガモンの存在も感知していなかったはずなのに、突然乱入。永夢とのシンクロで異変を感じ取ったと見るべきか?
・「本気出せよ、マイティブラザーズがあるだろ?」
パラド的には、マイティブラザーズは「一人」扱いなんだね?
あと、2対1とかそういう次元じゃなく、レベル50対レベル20っていうアンフェアさに早く気付こう?
相手のレベルに合わせて手を抜いてるって可能性もなくはないけれど、小学生のN相手に「手加減するほうが失礼」とか言ってた(この発言は永夢のだけどニコと勝負したのはパラドで、かつ記憶も共有されるはず)からそれもちょっと考えにくい。
西馬ニコ
・「ねえMをぶっ倒してよ大我」
さっそく殺害依頼。
・冒頭でのポッピーとニコの会話↓
ポ「2人とも治療の邪魔しないで!」
ニ「そっちこそゲームの邪魔すんな」
は、どちらも的外れだったね。最終的に大我は治療的に、永夢がゲーム的にクリアを目指していた訳だから。
今回から見始めた人も、ヒロインが二人ともアホだって容易に分かるね。親切。
設定
・ツクルナスガオ
バカの1つ覚えの(プログラム通りにしか動かない)バグスターが"間違える"と言うのはどういうことなのだろう。それこそ"バグ"なのか、はたまたうっかり者という設定でもあるのか。
・「全てのガシャットが重要な意味を持ち、『仮面ライダークロニクル』の世界を作り上げるのさ!」
ジュージューバーガーやその他のレベル4ガシャット、レジェンドガシャット等は名前すら出てこなかったよね。嘘の設定語るのやめろよ。
良かった点
・Wish in the darkは何度聞いてもかっこいい。このバトルシーンは爽快感あってしびれる。
まとめ
まぁ、全体的に言えばこの回は比較的好き。ギャグならお粗末な設定も別に気にならないし、「まだみずみずしい……!」とか面白かった。このノリを45話続けられても飽きそうだけど、多分そっちのほうが僕は楽しめた。
ちなみに今回のサブタイトルも謎。どこがどう規格外だったのだろう? プログラム通りに動く単なるバグスターのうちの一体という以上の印象はないのだが。
次話