やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーエグゼイド 14話「We're 仮面ライダー!」 感想

86ma.hatenablog.com

仮面ライダーエグゼイド レベルXX初戦闘回。
オペを拒む消化器外科医・白河を、永夢と飛彩が治す。

 

 

 

キャラクター

 宝生永夢
・なぜゲンムの攻略が先だなどと言い出したのか。これまでMの状態でも目的意識は6割患者が優先だった(飛彩を注意するぐらい)のに、今回は急に、Mは強い奴と戦いたいだけの戦闘狂ということになったらしい。
・「やっぱりリスクの高いオペは怖いですよね。もし失敗したら天才外科医の名にも傷が付いちゃいますもんね」
信頼関係を築きチーム医療をやる気はさらさらないらしく、煽る。そしてちゃっかりガシャットも取り返す。悪癖。
・「俺はお前だ」「僕はあなた」
なんだよこの謎和解。面白くもなんともない。だったら初回で協力してアランブラもゾンビも倒せよ。情緒不安定なクズ。それに、混乱のタネであったガシャコンキースラッシャーの取り合いも、
1.キースラッシャーは増える(仮想ガシャットと同じ理屈?)
2.ガシャコンブレイカーも使える
という至極簡単な解決が可能。
・「ゲーム? 何言ってんだ。俺がやってるのは患者のオペだ!」
多分誰よりもゲーム気分でやってるのはお前だよ。ノーコンティニューとかクリアとかオーバーキルとか、オペをなんだと思ってんだ。


 鏡飛彩
・「どこまで患者に深入りすれば気が済むんだ。これはゲーム病とは別の問題だ。患者がオペを望んでいないのにドクターが勝手にオペの是非を判断するなどあり得ない」
飛彩は毎度のように、問答無用でガシャット起動して(ウイルスを活性化させて発症させて)オペしてるけど、"別の問題"ってのは具体的に何が違うんですかね。
普通に考えれば『ゲーム病はバグスターが生まれ、患者本人とは別の被害を出す可能性がある』という点で治療を強制する理由があるのだが、よりにもよって初登場の2話で、その考え方を飛彩は否定しているのである。曰く「患者(人質)に情が移って執刀の決断が鈍るなど、ドクター失格だ」。

 

 花家大我
・急に永夢の謎を追うキャラに。ただの妖怪ガシャット寄越せだったはずが、キャラがブレている。謎を追う展開をしたかったのなら、貴利矢じゃなくて大我が死ねば良かったのでは?
・「道理で2体に分裂した訳だ。エグゼイド、お前はゲーム病だ」
出た、早とちり。2人になったこととゲーム病であることに相互関係はないはず。

 

 白河一樹
・「将来有望な君に、危険な橋を渡らせるわけにはいかないよ。失敗すれば君の名前に傷が……」
人の命よりも医者としての看板のほうが大事だなんて、本末転倒だろう。それに、前回の「人は遅かれ早かれいつか死ぬ。ドクターという仕事は、常に死と隣り合わせなんだよ」というセリフとも矛盾する。

 

 

 

設定

・Mがより好戦的になっているのは、XXガシャットによって体内のウイルス量が増えたから……と見るべきなのだろうか? パラド由来のウイルスでないとしたらおかしな話だが、元がパラド用のガシャットなのでパラドのウイルスを元に作られている可能性は、まぁある。しかしそうなると今度は、"RではないM"に変化がないことに説明がつかない。
・メインキャラ達が「永夢が2人に増えた」ことに驚いているが、意味不明。本作のライダーシステムは明らかに「装着」(ファイズ等)ではなくて「変身」であるし、身を以て怪物と戦える力のある体になったり、3等身になったり、或いはバイクになった者まで見てきたのに、「2人になる」ことだけをそこまで疑問視する理由が分からない。

 

 

 

まとめ

永夢は一貫してるけど自惚れクソ野郎だし、Mは情緒不安定な戦闘狂だし、飛彩もゲストも何言ってんだかさっぱり分かんねぇし、大我は何故か急に永夢の謎を追い始める。

 

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