やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーキバ 29,30,31話「聖者の行進・我こそキング/開演・キバの正体/喝采・母に捧げる変身」 感想

キャラクター

 紅渡
・「それは……」
まぁ、前にも言われてたもんね。友達なんだからなんでも言えって。迷うのも分かるけどさ。

 

 名護啓介
・「君なら大丈夫だろう」
おお! "めぐみん"呼びとかお風呂に入るのとかはギャグのつもりだろうけど、ちゃんと成長もしてるね。いい描写。
・「私の弟子になりなさい」
……あれ? もしかして渡なら弱っちいから例え暴走してもやり込めるとか思ってない?

 

 麻生親子
・娯楽を使命が倒した……ように見えたんだけど、少しスッキリしない。現状は僕が読み間違えてなければ、その折衷がいいっていう文脈だから、どちらかが勝っちゃうのは違う気がする。母親の敵討ちっていうゆりに比べて恵の目的意識は確かに「お母さんの意思を継ぐ」と若干ぼやっとしてるけど、その緩さがそれなんだろうか?

 

 ルーク
・「そうか……いいことをすると天国に行けるのか」
さっきは"娯楽と使命"という表現をしたけど、一貫性と多様性の話でもあるのかもね。一貫してるというのは言い換えると頭が固いということだし、逆に多様であるというのはまとまりがないということでもある。そのバランスか。

 

 襟立健吾
・「ふざけんなや! ギターは俺の命なんや!」
娯楽に生きる意味を求めるのは、ともすれば目的と手段が転倒しているとも言えるんだけれど、生きるために娯楽によるストレス解消(メンテナンス)をするのだとすれば、結局"なぜ生きるのか"という疑問が残る。これは響鬼の感想でも書いたね。ということは、これは最近僕がジオウ18話の感想で言ったような"意図的な循環"なのかも? 生きるためにギターを弾き、ギターを弾く為に生きる。恋愛もそうだろうか。生に恋して恋に生きる? 多分恵が呉服屋で安穏と生きるか戦士として生きるかってのもここにかかってるんだろうな。

 

 嶋護
・「有耶無耶にする」
!?!!? ……えーっと……比較的、良識ある人だと思ってました、ごめんなさい。前回の音也みたいな例はともかく、こんなさり気なく好感度を下げる意味が一体どこにあるというんだ……。

 

 野村静香
・魔界城の女王、再臨……? 実は一応見た。TTFCだと無料だし。補完計画の先駆けとも言えるものだし。
・「私って本当、馬鹿な女……」
これは……なんだろう。悪い女に騙されてるとでも思ったとか? でもそれなら渡が好きだって知って気を変えるのは少し変だよな。

 

 

……ストーリーはともかく、演出というか映像というか、この数話やばくなかった? 時代切り替えの時と同じような演出入ったのに切り替わってなかったり、ルークが自分から次狼を逃したのに「今度は逃さん」とか言ってきたりと、まさに"支離滅裂"って言葉がぴったりだった。まぁルークは一応虚無なので、支離滅裂でも違和感はなくもないこともない……けどさ。何だったんだろう。意図してやったのかな。他にもカットされたとしか思えない文脈の乖離が多くて、見てて混乱した。

 

次話

仮面ライダーキバ 32,33話「新世界・もう一人のキバ/スーパーソニック・闘いのサガ」 感想 - やんまの目安箱