やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーキバ 25,26話「ファンファーレ・女王の目醒め/メトロノーム・記憶のキセキ」 感想

キャラクター

 紅渡
・「深央さんの前じゃ、変身できないよ」
え、なんで。一応名護や恵とは知り合いだから、キバの正体が伝わるかも、そうなったら面倒だ、みたいな話? それとも、自分の欲望(この間言ったキバット云々)を曝け出して敵を殺す姿を見られたくないみたいな話?

 

 紅音也
・「俺を信じろ。奇跡を起こしてやる。愛の奇跡だ」
泳げないんじゃなかったのかとか思ったけど、そこも含めて"奇跡"なんだと思ったらしっくりきた。なんてったってキリストだもんな。
・虚無を象徴するルークの攻撃で記憶喪失になって(以前は本人もなってたね)、自分を失くしてしまい不安に襲われるというのはなんとなく分かる。そこで人を愛する気持ちだけが残るというのもテーマに合ってる。"ご都合主義"で片付けるのもいいけど、こうやっていろんな見方から"納得"するための補助をしていくのは余裕のある人の特権だ。エグゼイドの頃の僕にはそれがあまりにもなかった。

 

 名護啓介
・彼は現代編のキリストに当たる人だろうね。その名護がどう変わるかは、本編のひとつの重要な転換点になるかもしれない。

 

 鈴木深央
・「……ありがとうございます」
ここ良かった。深央を守るという渡の言葉を聞いて、逆に危険に晒してしまうとなってしまうすれ違いが。555で心配される側だった彼女が今度は巧の立場になるっていうのが、感慨深いよなぁ。
・「あなた、人間の女を愛してたのね。あなたの……夜がくる」
これは、深央本人の意思というよりは、まぁ糸矢への私怨半分クイーンとしての本能的な何か半分みたいな感じに捉えてるけど、そういうことでいいのかな。

 

 真夜
・「知りたいの。なぜ人間を愛するファンガイアが後を立たないのか。人間とは何なのか」
もうこの(疑問を抱く)時点で真夜のいわゆる"デレ"は確定したようなものだな。っていうか、わざとなのか演者さんの素が出ちゃってるのかはよく分からないけど、既に決まりごとに厳しいクールな人……みたいなイメージはほぼなくて、むしろ好奇心を見せる様が子供のようでかわいげすらある。
ルークと話すときなんかもう完全にそう。
・「教えて。人を愛するって、どういうこと?」
そもそもファンガイア同士は恋愛をしないような言い回しだな。…………恋愛って、子孫を残すという義務や使命みたいなものと、なくても問題はない娯楽の、両方の性質を持ってるのか。美食なんかもそうだけど。
娯楽のみに生きるファンガイア(ルークみたいな)には、本当の"愛"は分からない……みたいなことなのか? ちょっとよく分からない。ファンガイアはウルフェン族たちと違って子孫を残したりはしないのだろうか。それとも全く別のことだと割り切ってるのか?

 

 ビショップ
・「そしてあなたには人間を愛した裏切り者の始末をしてもらわなければなりません」
裏切り者の始末なんて誰がやっても同じじゃん。なんでわざわざクイーンにやらせるのか……というと、たぶん"そういうしきたりだから"だよね。これも鎖か。

 

 糸矢僚
・彼は電王モチーフの怪人らしいけど、やたら引っ張ったね。"子供"みたいなイメージなのも近い。意識してのことかはともかくとして。
・ところで、恋心を利用されて負けるのはテーマと合致しない気がするんだけど、これこそが「子孫を残す」という目的のない100%娯楽としての恋愛なんだろうか。いわゆる金的というのはギャグとしてまま使われるものだけど、「油断して性器を意識していない」というのが、娯楽としての恋愛を示唆している……のかも?

 

 

ちょっと込み入って分かりにくくなってきた。これから先の展開で、認識を修正していければいいけど。

 

次話

仮面ライダーキバ 27,28話「80's・怒れるライジングブルー/リクエスト・時を変える戦い」 感想 - やんまの目安箱