やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダー剣(ブレイド) 35,36話「危険な変身!?/最強フォーム」 感想

キャラクター

 剣崎一真
・「いや。あいつらから、人を守るのが」
一応口では最序盤から言ってきたし、中盤にはいくつかそれらしい描写もあったし、いいね。
・コピーしたアンデッドサーチャーは!? もし広瀬さんとの縒りを戻したからまた指示は任せたって話なら、それを放置して美味しいもの食べに行く広瀬さんの気が知れない。これまではハカランダに行くにもPC持ち歩いてたのにさ。この描写は駄目でしょ……剣崎くんか広瀬さん、どちらかが明らかにやる気がない。あるいはすれ違ってる。せっかく前回盛り上げたのに台無しだよ……。
・「君の言う通りかもな……待ってても、ヒーローなんて来ない。だから……だから! 俺がみんなを守るって決めたんだ!」「諦めない……運命に負けたくないんだ!」
トライアルEは剣崎を狙っているので、剣崎が大人しくしていれば羽美は無事である可能性が高い。"トライアルEが剣崎を狙う理由"が不明なので、その確証を持てなかったとするならば剣崎が羽美を助けようとするのにも納得はいくが、剣崎はどちらかと言うと直情経行タイプなので、そこまで考えているか分からない。ビルドでは戦兎が"頭脳派"として描かれていたのでこういうところが非常に気になったけども、剣崎の場合はまだマシかな。これが"剣崎にできる精一杯"なんだろう、きっと。
・「さぁ……でも、ヒーローになろうって、頑張ってるやつなら、知ってるよ」
うん、未完成な人として描かれるなら別にいいんだ。剣崎が正しいとか、そういう感じじゃないなら。あとこれから先、一度でも考えて現実的な選択をするエピソードがあるなら。

 

 橘朔也
・剣崎に嫉妬していると広瀬義人に言われる。まぁ、最近扱いがアレだったのもあって確かにしっくりくるかも。ジャックフォームの順番もそうだし、知らないところとは言え広瀬さんにすら「橘さんは頼りにならない」とか言われてたしね。
・トライアルEを"自分の弱さ"として捉えて橘さんが倒す展開かと思いきや、普通に剣崎に倒されてしまう。これ橘さん闇落ちするんじゃね……ってくらい不憫。剣崎への嫉妬心を顕にして戦っても普通に負けるとか。

 

 相川始
・以前は自分を狙ったアンデッドのせいで天音たちを危険に晒すというシチュエーションだったが、今度は自分自身が天音に襲いかかるかもしれないというもう少し踏み込んだ状況に。こういう進展は面白いね。

 

 上城睦月
・タイガーアンデッド「私は、私の種族をこの地球の支配者とする為、この戦いに命を懸けている! 君はなんのために戦っている?」
アンデッド(Undead)の癖に"命を懸ける"とは……と思ったけども、スタンスのハッキリしない睦月に対して、むしろアンデッドが問いかけるというのはなかなか面白い。同じく目的を忘れてるのか人間を襲う下級アンデッドに対する侮蔑も含んでいるのかもしれない。

 

 生原羽美
・「だから知ってるんだ。守ってくれるヒーローなんてどこにもいない。誰も助けてくれない。みんな、 自分が生きる事しか考えてない」
剣崎と始の過去を足して2で割ったようなエピソード。

 

 

指差すのはちょっと分かりやす過ぎたけど、全体的には良かった。あと、その病院のシーンで流れたBGMがGlassy skyみたいに綺麗で好きだった。

 

次話

仮面ライダー剣(ブレイド) 37,38,39,40話「新たな運命へ/運命を掴む者/再会…父と娘/過去との決別」 感想 - やんまの目安箱