やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダー龍騎 3,4話「学校の怪談/学校の怪談2」 感想

キャラクター

 城戸真司
・「じゃあ俺が証拠になる。少なくとも俺は、モンスターと戦うために変身する。誰かを守るためだけに変身するから」
真司はバカキャラとして通ってるはずなのに、こんな解決法がサラッと出てくることに驚いた。"バカ"っていうのは単純に頭が悪いって意味じゃなくて、バカ正直とかと同じプラスな意味なんだな。
・「っしゃあ!」
これ、真司のまっすぐさが現れてて好き。
・ナイトにやられた経験を活かしてギガゼールの攻撃を躱す。やっぱり頭は回る方らしい。多分、無自覚なんだろうけど。いやー良い演出だ。
・蛇行運転ってあんまり良いイメージないけど、主人公がやっていいもんなの? 煽り……というよりは、道で知り合いに会ってクラクション鳴らすみたいな感じなのかな。
・蓮がダークウィングに人を襲わせたと勘違いし、結構キツく追求する。前回言った性癖が悪い方向に出ると、こういううざったい感じになる。しかしそこは流石と言うべきか、きちんと疑うに足る理由付け(モンスターの気配を感じなかった)できちんとしたフォローがなされている。
・「お前への借金3万。とりあえずそれを返すまでは死なないよ、多分。それでどう」
一言で乱暴に言ってしまえば、確かに蓮の言うとおり"バカ"になってしまうんだけど、この借金が本当は真司自身に支払う責任はあまりないことだったり、蓮の言を借りれば3万で助けられた命だったりする訳でなかなか深い。その借りを返すときが真司にとってのターニングポイントとなる気がするので、楽しみだ。

 

 秋山蓮
・「その安っぽい正義感で誰かを殺せるか?」「右の奴は俺にやらせろ。あの時ヤツのスピードに付いていけなくて、マンションの男を助けられなかった。……プライドの問題だ」
真司に人を襲ったと疑われて怒っていたし、彼は仮面を被ってるタイプなのね。まだはっきりとは明かされてはいないけど、背負ってるもの(女)のために人殺しをしなくてはいけないと自分に課している感じの。

 


設定

・見てる感じ、カードは山札からランダムで引くんじゃなくて欲しいものが出てくるんだよね、多分。それと使う枚数などに制限とかもないと考えていいのかな。

 

 

前からずっと疑問なんだけど、仮面ライダーで時々見かける「キャラクターには近付くけど背景は遠ざかっていく」っていう映像演出はどういう意味があるんだろう? 印象的ではあるものの、だから何なんだろうと考え出すと特にどうという感情も湧いてこない。
あと、今回はバイクに魅力を感じた。カジュアルというか、身軽な感じがとても良かった。さっとそこらに止まれるし、乗ったまま会話をすることもできるし、気に食わないからとすぐに走らせ逃げることもできる。演技の中に自然とバイクが埋め込まれていて、下手なバイクアクションなんかよりよっぽどかっこよく感じた。

 

次話

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