やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダービルド 35話「破滅のタワー」 感想

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キャラクター

 桐生戦兎
・戦兎「なんであんたが万丈の体に!?」
エボルト「お前には話してなかったな。元々俺と万丈は2人で1つの生命体だったんだ」
いやいや、全く無関係の宇宙飛行士・石動惣一の体に入ってたでしょ。疑問抱く方も答える方もアホだし、この後に続く説明は殆ど既に話したことの繰り返しだし、エグゼイドでも思ったけど尺余ってんならもう終わらせちゃえよ。
・「ボトルさえ手に入れば……」
ボトルが欲しいだけなら美空に浄化してもらえばいいんじゃない。ネビュラガスなら垂れ流されてる訳だし。ボトルの絶対数を増やすのはエボルから守りにくくなるから危険だってところまで考えてるなら分かるけど。
・「元はといえばあんたのせいだろ!」
うわ、こいつ責任転嫁したよ。まぁ僕はそもそも『葛城巧が兵器を作ったから戦争が起きた』って話から理解できてないんだけど、とりあえず戦兎はそういう認識だったはず。だからこそ戦争を終わらせて全員を救わなきゃいけないんだって話してたはず。それなのにここへきてエボルトを責めるの? じゃあこれまでうだうだ言ってたのは何だったの。暇つぶしか何か?
・エボルト「前にも言ったはずだ、科学の行き着く先は破滅だと。科学が発展して便利になるほど、人は考えることを放棄していく。やがて、何も分からないまま争いに身を投じる。それが科学のもたらす未来だ!」
戦兎「人間はそんな、単純じゃない! 例え過ちを犯しても、二度と繰り返さないために何をすべきか……それを体系化して研究するのが科学の役割だ! 俺は人間を信じてる!」
巧や忍が色々と開発しておいてくれたから、自分で考えることを放棄してただ検索して出てきたものを形にするだけだったのも、スタークに騙されて何も知らないまま戦ってきたのも、戦兎くんだよね。青羽を殺すという過ちを犯した時も、研究するどころか火星人のアイディアに従っただけだったよね。
戦兎くんが言ってるのは多分"科学者"だけど、本人は"技術者"寄りだから説得力がまるでない。東都先端物質学研究所でも、研究らしい研究なんてまるでしてなかったし。科学者の知り合いがいるならまだマシだろうけど、その研究所での知り合いで印象に残ってるのは葛城シンパの頭おかしい人だからやっぱりダメだよね。

・「万丈……?」

うーわ、自分たちが戦争を引き起こしたんだから身近な人間だけを助ける訳にはいかないとか言って猿渡の仲間助けるの拒んだ癖に、自分は万丈にひるむのかよ。まぁ自分のせいだってこと忘れちゃったんだもんね、仕方ないね!

 

 難波十三郎
・エボルト「確かにこれは俺にしか使えない。だかそれは俺自身が最強の兵器になるってことだ。あんたへの忠誠は変わらない。パンドラボックスだって持ってきてやったろ?」
根本的な問題として、自分より力の強い人間が自分に従うと思ってるのがおかしい。人望があったり弱みを握ってたり、何らかの部分で優位に立っていないと主従関係なんて成立し得ないと思うんだけど、信じちゃうんだよなぁ、こいつらは。「スタークは自分に従っていて何か得があるんだろうか」とか思わないのかね。チルドレンみたいに洗脳してるならともかく。つーか洗脳してた紗羽でさえ裏切ったのに。

 

 

設定

・「東都のボトルはすべて渡したぞ」
マグネット持ってたよね。あれは西都のボトルのはずだけど。東都の(陣営が持ってる)ボトル?
・そういえば、エボルドライバーがエボルトの声なら、ビルドドライバー小林克也さんは誰なの。葛城父……?
・久しぶりに出ました、「知ってるから勝てる」論。

 


今日のビルドはやけに内容が薄かった。「まるで最終回」とか言われてたからどんなもんかと思ったけど、内容的には「フェニックスボトル取られました」ってだけだったよね。本当に最終回なら確かにやることは少ない方がまとめやすくていいんだけど、実際はまだまだあるので、単に尺を余らせているだけに見える。
というか、吹っ飛んでくグリスとローグの情けなさが本当に笑えるから、やっぱりビルドってギャグ作品なんだろうね。

 

次話

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