やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

JIN-仁- 完結編 第七話 感想

キャラクター

 南方仁
・「妊娠・出産は、母体には大きな負担がかかります。野風さんの体を考えると、医師としては、到底おすすめできません」
野風の幸せを願うと言った姿勢はきちんと崩れていなくて安心。

 

 橘咲
・咲「野風さんは、真に幸せなのでございましょうか」
仁「あんなに幸せそうじゃないですか」
咲「お芝居なのではございませんかねぇ」
仁「あ、ちょっ咲さん、声が大きいですって」
咲「野風さん、嘘がお上手ですし……」
仁「咲さん、野風さんにもルロンさんにも失礼――」
咲「では、良いのでございましょうか、私も……良いのでございましょうか、幸せになりましても」
仁「何言ってるんですか? 咲さん……?」
咲「私、おばばになってしまいますよ。ふふっ、元々、おばばのおばばでございますけどね」
酔いでもしないと言わなかったんだろうな。というか、酔っててもこうして迷ってる訳だし、咲さんは苦労人だなぁ……。
・咲「野風さんの夢は、叶うのではないでしょうか。未来の人間である先生が、歴史を変えることに対して、歴史は修正を加えようとするのかもしれません。けれど、もし、これは野風さんが、この時代の人間が、強い意志を持って未来を変えたいと願ったとしたら、それはもはや、修正されるべき歴史ではなく、ただの歴史なのではないでしょうか」
これが、歴史を欺く方法ってことになるのかな。

 

 野風
・野風「先生、この子は、あちきの夢なのでありんすよ」
仁「夢?」
野風「あちきはこの先、そう長くは生きられんせんけど、この子は、何十年も生きていけんしょう。この子が子を持てば、それこそ、百年、二百年、後の世までも、あちきの血は流れ続けるでありんしょう。その営みの中で、あちきは永久に生き続け、その子の血となり肉となり、目となり、見ることができんしょう」
仁「未来を、ですか……」
切ない、けど、珍しいことでもないんだよな。言ってることは自己保存そのままだし。多かれ少なかれ、子を産むというのはきっとそういう気持ちなんだろう。僕には分からないけど。

 

 

 

全体的に"二話完結の前編"と言った感じで、特に言うことがない。

 

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