やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

JIN-仁- 第三話 感想

キャラクター

 南方仁
・仁のやり方に不満を持つ山田にも、きちんと説明をし、同意を得ようとする。これぞインフォームドコンセント。これぞ医者。
・「ここで死ねば未来に会える」ってのは、どういう意味なんだろう。天国でってことなのか、現代に戻れるって意味なのか。前者なら「医者が命を粗末にする訳がない」に反するが……未来はまだ亡くなった訳ではないので、後者かな?
・ただ割と思い悩むタイプの人なので、自分の中にある微かな邪念を敏感に感じ取ってあげつらっているだけにも思える。日頃の行いが良いとこういう風にいい方向へ解釈したくもなる。
・仁が感染したとのことだが、これは橘家の食事がまずかったということなのだろうか? それとも、主な感染源が食事だというだけで、稀に近くの空気を吸っているだけで感染することもあるのだろうか?
・「きっとまたいつか会えるから、いいよ」
そうだよね。自分が手術を受けることで、たとえ失敗してもその先の発展の礎となれるなら、って言ってたぐらいの人だもんね。未来と会うために過去の人を救わなかったり、精一杯やらないまま死ぬ(戻る)のは、意志に反するよね。
・「歴史は思う以上に強大で、だったら、俺は臆することなく向かっていくよ。所詮、人間は精一杯生きることしかできないのだから。できる限り、この手で人を助けていこう。そして、少しだけでも医学の針を進められれば、俺は君の運命を変えられるかもしれない。可能性はゼロに近い、でもきっとゼロじゃない。かすかな蝶の羽ばたきが、やがて嵐となることもあるのだから」
とにかく今できることを精一杯やる姿勢は好印象。人が救われるのを見るのは、気持ちのいいものだし。

・江戸で生きる決意として髷を結うって言う分かりやすい行動を当てている。

 

 橘咲
・強い。かっこいい。
・「咲は、生きておりますよ」
ちょっとよく分からなかった。「咲の運命が変わった」ってところまでは分かる。タエさんが亡くなったという結果は同じでも、少しの時間を与えられたことは無駄じゃないってことだと思う。でも「生きておりますよ」はどういう意図なんだろう? 仁が来たことでコレラにかかってしまったのかもしれない、という仮定の話をするのなら、仁が来たおかげで咲が生きていられているという可能性だってあるよみたいな話かな。

 

 坂本龍馬
・内心ヒヤヒヤしてると正直に言っちゃうところ、好き。
・なるほど、これまでは行く先に迷っていたのか。道理で何がしたいのかイマイチ掴みきれないと思った。

 

 

 

出てくる人 皆が人を助けるため、生きるために頑張っているので、視聴にあたってストレスが溜まらない。山田はちょっと第一印象悪かったけど、きちんと仁の出した結果を認めたし恩義も感じているようだし、そこまでてもない。
今回でコレラとの戦いが一段落し、仁の過去での目的もとりあえず定まった。
次回は野風と会うらしいので、また新たな展開が期待できそう。

 

次話

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