やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダービルド 2話「無実のランナウェイ」 感想

第F-n=(-1)n+1Fn話(n=3)

これはいわゆるフィボナッチ数列(0,1,1,2,3,5,8,13,21,34…)だよね。負の項もあるのは初めて知った。…34,-21,13,-8,5,-3,2 ,-1,1,0となって、絶対値は正の時と変わらず交互に符号が入れ替わるらしい。計算してみると、確かにFn=Fn-1+Fn-2になっている。

物理学アドバイザーさんならV-E+F=2(オイラーの多面体定理)だそう。

ちなみに、僕がまともについていけるのはここまでかなぁ……。

 

キャラクター

 桐生戦兎
・"仮面"ライダーであることを活かすのはいいね。何度もは使える手じゃないけど。
・でもローグの前で変身したら意味ないじゃん。緊急とは言え。
・ゴリラモンドで分離って、そんなことできるの? 戦兎もハザードレベル1とやらは初めて見たっぽかったけど、そうでもないの? もし経験済みの場合、まぁスマッシュ化した奴が元凶とはいえ人間にトドメをさしたことがある、ってことになる。
そして一番の問題点は、戦兎がハザードレベルを見分けられてなかったこと。倒したら相手が死ぬかもしれないにも関わらず、1話で必殺技を打つことに一切の躊躇いがなかったのはどうなんだろう。
・ゴリラモンドは今回初めてのフォームなのにそこまで使いこなせちゃうの? という疑問もある。
初めての形態で初めての局面に対応したんだとしたら、無謀よね。

 

 万丈龍我
・"馬鹿"のはずなのに美空を騙せちゃうのね。
・「香澄はもう助からない」って言うのも、戦兎が黙ってたせいで情報源はナイトローグだけだし、「正体不明の明らかに怪しい奴の話だけで恋人の命諦めちゃうの?」っていうのはあった。
まぁ例え嘘だったら普通に分離されるだけだからいいっちゃいいんだろうけど、気持ち的な問題。

 

 石動惣一
・「異議あり。それはちょっと出来過ぎだろう、殺しの現場にそんなタイミングよく警察が来るなんて」
この疑問点は辿っていくとスタークの正体に行き着くのだが……?
タブレットを孫の手に変形させる。まぁこれができるなら"アレ"もできるわな。

ただ1つ言いたいのは、もっと普通の人としての描写を積み上げてからやらないとそんなにびっくりしない。2話ってまだ世界観やキャラクターを説明する段階だから、この時点で示されたらそれこそ"そういうもの"として受け取るしかない。

 

 石動美空
・売り言葉に買い言葉とはいえ、空のボトルを浄化しようとする。
・"馬鹿"のはずの龍我に騙されちゃう。
バーンスマッシュの成分がドラゴンになったことについて戦兎が「龍我の龍か」と言うと、ニヤッと笑う。この描写からすると浄化後のモチーフは美空が決めているようにも見えるが、1話では「これ何、ハリネズミ?」と聞かれても「知らないし」と答えている。そもそも火星の力なのに地球上の何かがモチーフになっているのも不思議。美空の知識やイメージを参考に、バングルの力が主体で形にしているのだろうか?

 

 滝川紗羽
・んー、明らかにカットされてるよね。絶対紗羽に看守のことを調べてって頼むシーンあるよね。なかったら一大事だよ。
多分あれだね、多少カットされたっていう「7ページに渡る会話劇」の中にあるんだろうね。流れ的にもあそこの続きだろうし。

 

 

 

設定

 ・「体の弱い人間はガスを注入した時点で死に至る。スマッシュの成分を抜き取れば、魂とともに肉体も消滅する」らしいんだけど、意識残ってたよね。まぁ人体だし、そんな杓子定規なもんでもなくスペクトラムな感じでもおかしくないけど。"死ぬか死なないか"を基準にすると死ぬからハザードレベル1だけど、即死とは限らない……みたいな?

 

 

 

nascitaの名刺を落とす回想シーンがあったけど、間違った情報の回想を映像にするのは個人的にはちょっとどうなのって思う。
あと、香澄が"駒"に近い扱いだったのはちょっと惜しいかな。それ以外は大した文句はなし。

"物理"って感じのバトルを直感的に分かりやすい映像で見られたのは高得点。

 

次話

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