やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

「虐待もいじめもレイプもされる方が悪い」

こういう考え方もありますよーって言うだけの話。被害者さんが自分にあったものを選ぶ、あるいは周りが被害者さんの状態に合わせて声をかけてあげてほしい。
僕はタイトルの後者2つは経験したことがないけど、ストーカーとか強盗とかもうなんかそういうの全部ひっくるめて「理不尽な暴力」として扱います。

 

そういうことをされた人に対して、条件反射的に「あなたは何も悪くない」って言う人がいるよね。僕はあんまりよくないと思ってる。
えーとですね、僕はよく"変わってる"って言われるから、僕と同じような思考回路の人がいるかは分からないし参考になるかも謎なんだけど、これは僕自身が「悪くない」って言われてあんまりいい方向にはいかなかったっていう話。

 

何が駄目かって、自分に落ち度がない理不尽な暴力の存在を肯定してしまうと、やる気がなくなるんだよね。頑張ったってどうしようもないことがあるっていうのは、何かとても絶望的なことに感じられた。どれだけ前を向いて頑張っても、第2、第3の"お母さん"が現れて全てをめちゃくちゃにするかもしれない。
そう考えたら頑張るだけ無駄に思えてきて、色々諦めた。

 

健康とか健全とかそういう尺度はイマイチ分からんけど、自分が悪いと思うことで自己改善をして自分を高めるモチベーションとなるのなら、それはそれで良いと思った。少なくとも「自堕落、無気力になるよりはいい」って感じる人もいるんじゃないかな、って。


精神病の定義って、"本人または周囲の人間が苦痛に感じてる"っていうのが条件に入ってたりするから、どれだけ自分を責めようと誰も困ってなければいいんじゃないかな。それが苦痛に感じるなら「悪くない」のほうが合ってる人なんだろう、多分。あくまで正常な判断力の元で、だから、そこを判断するために病院に通っておいたほうがいいとは思うけど。自殺は理性的で精神的苦痛がなくても問答無用で止められるものらしいし。

 

まぁ机上の空論と言われたらそれまでだけど、こういう可能性もあるんじゃないってことは頭に入れておいて損はないかと。

 

「被害者も悪い」って言う人の心理として"公正世界仮説"っていうのがあるよね。もう結構有名かな? 一応説明。

 

この世界は人間の行いに対して公正な結果が返ってくる公正世界(just-world)であると考える認知バイアス、もしくは仮説である。
(Wikipediaより)

良いことをした人は良い報いを受けて、悪いことをした人は悪い報いを受ける……因果応報とか自業自得とか、要はそういうことが真理であると信じること。

 

で、僕は思う訳よ。被害者を責める人も被害者も同じ人間なんだから、可能性の問題として当然、被害者自身がこの公正世界を信じている場合だってあるだろうなって。
被害者を責めれば心の平穏が保たれる訳でしょ。その被害者が自分なら傷付く人はいないし、その信念が崩れ去る方がストレスってケースもあると思うんだよね。

 

だから、よく考えもせず「何も悪くないよ」って言うのは、よく考えもせず「お前も悪いよ」って言うのと大して変わらないと思う。