やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダークロニクル編(24話〜32話)まとめ 感想

86ma.hatenablog.comクロニクルがスタート。衛生省が遅すぎる情報公開を決断し、ニコもライドプレイヤーに。ポッピーをリプログラミングしてCRに引き戻すと、パラドがしびれを切らし永夢にリプログラミングさせ、レベル99にマザルアップ。永夢との決着を付けようとするも、ポッピーに復活させられた黎斗に邪魔される。トロフィ集めが終わり満を持してクロニクルをクリアしようと最終決戦に望むが、クロノスに邪魔される。

 

 

 

キャラクター

 宝生永夢
・舐めプ
何故かパラドに対して一向にリプログラミングを使わない。マザルアップの一件が、もし"リプログラミングを完全に制御できなかった"ことによるものだったとしたら、下手に使わないのは正しい選択なのだが、それはそれで何かしらの対処が必要はずなのに放置してることになり、やはり意味不明。
・患者に寄り添わない
もうすっかりライドプレイヤーとは「あなたの病気は僕が治します」「ありがとうございます」以外の会話をしなくなった。プレイヤーはそれぞれ大切な人を失っていたり、ゲームに命をかける自殺志願者だったりするのだが、それらの問題を解決しようとする素振りは一切ない。
・ゲーマーM
これがハッキリと語られるのは確か36話のムテキ登場回なので記憶に自信がないのだが、29話以降永夢の中から"M"はいなくなっているはずである。にも関わらず、
「パラド、お前を切除する」(2人称が"お前"なのは基本M)
「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」
等のMっぽい発言が多く、声色も変身後は主にMの時と同じである。この辺は実際に聞いてもらわないと伝わらないだろうし、"声色がMっぽいかどうか"なんてお前の匙加減だろ、と言われてしまえばそれまでなのだが。
・相変わらず独善的
"本来のポッピー"や"コンティニューの是非"について、自分の意見を押し付ける。

 

 鏡飛彩
・脚本の傀儡
キャラがブレまくっている。
25・26話→「ドクターとしての在り方」で悩む。
27話→大我に「女性との関わり方」について偉そうに説く。
28・29話→永夢とパラドの関係性について妙に勘が良くなる。役には立たない。
30話→永夢の単独行動を「一人でオペに臨む覚悟を決めたんだ」と褒め称える。唐突に世界で一番のドクター宣言(何者にも乗っ取られない意思の強さを象徴するセリフである)。
31・32話→小姫が復活する可能性を知り、また私情100%で動くようになる。かと思えば、都合良く「チーム医療」などと言ってみたりする。

 

 花家大我
・ゲームに取り憑かれた哀れな男
ゲーム病患者を完全に放置し、知恵の輪に興じる奴。仮面ライダークロニクルをクリアすることを目的としているらしいが、それが人を救うためであるかは謎。
・女に取り憑かれた哀れな男
いつの間にか西馬さんに惚れたらしい。いつの間にかっていうか、主治医と呼んでもらったときに既に落ちていたらしい。なんと16話での出来事である。
そして、ニコだけは患者として助けてあげるつもりがあるらしい。
・CRから追放されていたはずでは……?
この事実は免許剥奪と密接に関係していて、彼の根幹に関わることだと思うのだが、30話からしれっとCRに馴染んでいる。灰馬と顔を合わせるようなことはしていないものの、あまり良いことだとは思えない。

 

 檀黎斗
・まとも
たった1話しかフォーカスされなかったものの、メインキャラの中では唯一と言っていいほどまともなドラマが描かれていた。勿論エグゼイドのことなので、どうせこの先ひっくり返され台無しにされるのだろうが、現状はこんなにも真っ当な葛藤が描かれていたことに僕は驚きを禁じ得ない。
・ザコ
ここは味方になっても変わらず。

 

 パラド
・何がしたいのか分からない
バグスターなのに何故か宿主の願いを叶えようとする。宿主の願いは「ゲームで遊ぶ相手が欲しい」だったはずなのに、一度勝敗を決しただけで宿主を"殺そうと"したりする(殺してしまったら完全体にはなれないので、バグスターとしてもイマジナリーフレンドとしてもおかしい)。バグスターとしてかなり異例な存在であるにも関わらず、あたかもバグスター代表のような発言をする。
全て「パラドクスなんだから矛盾くらいするよ」で済ませるんでしょうかね。

 

 檀正宗
・ぽっと出の小物
まるでこれまでの出来事が全て自分の計画通りだったかのような物言いだったが、説得力が皆無。幼少期の黎斗をマインドコントロールするような描写でもあればまた違うのたが。

 

 ポッピーピポパポ
・無能
なんの役にも立たない。もうこんなの第1話から言ってるけどさ、いなくても全く問題がない。ヒロインとしてメインキャラを支える訳でも、戦闘能力を手に入れて何かを倒した訳でもない。一応味方である黎斗を変身解除に追い込んだことはあったが。
・有害
それだけならまだしも、今クールではバグスターの仲間としてライドプレイヤーを攻撃。また、25話に於けるプレイヤーの消滅も、こいつが説明を怠ったことがそこそこ大きな一因となっている。また、黎斗を意味もなく復活させる。
まぁ、ラヴリカに洗脳されていない状態でもこれまで散々患者にストレスを与えてきた存在なので、今更何を、という話ではあるが。

 

 西馬ニコ
・ちょっと強いだけ
特に必要性はないものの、強いからなんだかんだで周りに目を瞑ってもらっている存在。いなくても大抵の話は成立する。
・わがまま
「分かってるけど、なんで私だけあいつの気持ちを理解しなきゃいけないわけ? 意味分かんない、不公平」とか言ってたけど、突然押しかけて来て私怨を晴らす手伝いを強要され、断ったら暴言・暴力、ほぼ無断で寝泊まりまでされてるのに、"主治医"って呼んだだけのことで大目に見てくれてる大我さんは相当心が広いと思うよ。おかしいのはあなた。

 

 鏡灰馬
・出てこなくていいのに……
今クールに於ける登場回数はたった2回なのに、1度目は命令を無視する飛彩を満足そうに見つめ、2度目は仮面ライダークロニクルのプレイヤーとして登場し、何故か褒めそやされ汚職に手を染めかけるという破格の扱い。罰ゲームレベル。

 

 ライドプレイヤー
・存在意義なし
全体としては仮面ライダークロニクルを成立させる為に必要なのだが、一人ひとりは出てくる意味まるでなし。"患者を救う"という体裁を保つためだけに使われる駒。

 

 

 

設定

・レベル
ゲームの腕がレベルに反映されるというライドプレイヤーの登場で更に分からなくなった。
・別個体を倒せば患者のゲーム病が治る……?
これまでは曲がりなりにも患者から直接分離したバグスターウイルスを倒していたので納得できたが、クロニクル開始以降は、患者の体内にいるウイルスとは全く別個体のバグスターを倒して治したことになっていて謎。
・復活
当初恋は"スリリングなゲームを楽しんでいただく為の一時的な演出"だと言っていたはずだが、あくまで「バグスターとしての復活」なので、今のところ不可逆な以上半分ハッタリだったってことでいいのかね。

 

 

 

良かった点

・31話の黎斗。

 

 

 

まとめ

仮面ライダークロニクルをプレイする人間もアホだし、それを止める人間もアホかクズしかいない。
重視される傾向にある設定すらもまともに筋が通っていないし、説明もする気がないらしい。

 

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