やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーエグゼイド 第6話「鼓動を刻め in the heart!」 否定的感想

86ma.hatenablog.com

仮面ライダーブレイブ レベル3登場回。
飛彩の秘められた過去が明かされる。が、これまでの非道な言動を納得できるようなものでもなければ、同情の余地がある訳でもない。

 

・患者にわざとストレスを与え、苦しめ、発症させる鬼畜っぷりを発揮する飛彩。見ていて胸糞が悪くなる。
しかし、わざわざ発症を待たなければ対処できないというのはライダーシステムの欠陥でもあるので飛彩が100%悪いとは言わないが、99%はこいつが悪い。こんな男、愛想を尽かされて当然……逆に何故付き合ってたのか謎。


・「あれきっと、恋の修羅場だよ」と言ってニヤニヤ笑うポッピー、単純に性格が悪い。色恋沙汰……に限らずだけど、他人のことにやんやと口出したり噂立てたりするの本当に下世話で嫌い。ほっとけよ、関係ないだろ。関係あるなら面と向かって話せや。
患者を放置して笑顔でゲーム解説をする異常っぷりも健在。その後患者が倒れても棒立ちでライダーバトルを見物。そろそろナース服着るのやめたらどうだろうか。
まぁポピが無能なのはもう仕方ないけど、CRはもっとまともな人材を配置したらどう? ゲーム病の存在は国家機密だけど、例えば飛彩のお付きであるみずきとさつきはゲーマドライバーとガシャットの装着を任されてオペに立ち会ってた以上知ってるはずなんだから、引き入れればいいのに。

 

音ゲーの仕様

音ゲーを無視したブレイブがダメージを受けるのは分かるが、エグゼイドが音ゲーをフルコンクリアしたのにバグスターにダメージが入らないのは分からない。
レベル1の方がかわいいから分離後のバグスター相手でもしばらくそれで戦うっていうくらいの演出はまぁ許せるけど、エグゼイドも最初に1回ミスしてたのになんでパーフェクトなんだってのもあるし。普通に飛彩に当たって解説されたから察した、で良かったじゃん。それともあのとき触ったのは飛彩側に流れてきてた"譜面"だったから飛彩のミス扱いにでもなったんだろうか。

 

飛彩と大我の因縁

・飛彩「あのグラファイトというバグスター……5年前、お前が仕留め損ねた相手か?」
大我「てめぇには関係ねぇだろ」
ここめちゃくちゃ面白い、関係ありすぎるだろ(笑) それとも「患者には関わらないのがお前のモットーじゃなかったのか? 彼女だからって特別扱いか?」っていう皮肉のつもりだったりするんだろうか。
「俺なら小姫を救えた!」とは言うが、本編が始まってから≒彼が仮面ライダーを始めてから人を救ったことなんてほとんどないはず……2話で1回手術したあとは「リスクが高過ぎる」とかなんとか言って毎回撤退している。しかもそのうちの何度かはバグスターではなくてスナイプ……つまり"人間に襲いかかっている"。
彼女だからやる気を出すというのなら「患者に深入りするべきではない」なんて言う資格はない。

 

飛彩は冷たかったのか

・小姫さん……デート中にあの態度なら気持ちも分かるけれど、大学の敷地内で「勉強に集中したい」って言うのは、それなりに筋が通ってるんじゃなかろうか?
尤も、仮面ライダー図鑑によると彼女も飛彩と同じ医大生だったらしいので「彼女が大学に遊びに来ちゃった」ってことではないらしい。仮に休み時間は2人で過ごすことになっていたんだとしたら、怒るのもまぁ分かる。
近くにいるだけで十分幸せって人もいるから必ずしも「意味ない」訳ではなかったと思うけど、だとしたら根っこの部分で価値観が合わなかったんだろうね……。


・患者の治療よりもグラファイトを倒して私怨を晴らすことを優先。もう飛彩はむしろこれくらい医者失格ムーブしなければ逆にキャラ崩壊してると言ってもいい。
宿主の記憶を持っているグラファイトの言うことより、飛彩の話もゲストの話も今日聞いたばかりの永夢の言うことの方を信じるのも、かなり自分に都合がいい。「グラファイトを信用しない」だけなら分かるが、「永夢を信用する」のはよく分からない。
結局、小姫本人が死んでるからどうとでも解釈してしまえるのかズルいよね。三羽ガラスが戦兎の背中を押すシーンと似た気持ち悪さがある。


・「あなたが医学の勉強に集中できるように……そう思って黙ってたんじゃないんですか!?」
そもそもゲーム病の存在自体が国家機密なんだから、たかが恋人においそれと言ったら駄目でしょ。何を言ってるんだか。
それに今回も患者の話を聞くだけ聞いて、悩み解決にはまるで貢献しないし。ある意味、一番医者らしい患者との距離感なのかもしれない。


・「そこまで言うならやって見せろ。そうだ、グラファイトがお前の恋人の敵だ」と飛彩を焚き付け、その後遠くからライダーバトルを見物し、ブレイブがグラファイトに勝つと「いい気になるなよ」と負け惜しみを言う大我。とても一人でリスクを背負いたがるような人間には見えない……。

 


まとめ
今回は永夢が比較的まともだった分、飛彩やポッピーの酷さが目に付いた。
毎度それなりに楽しんでいるバトルシーンも、今回は音ゲーという要素が活かされてなく微妙。別に音ハメされてる訳でもないし、ただBGM流してるだけじゃん。謎空間でダンスするイメージ映像ですら微妙にリズムと合ってない……一瞬のパンチ,パンチ,キックのカットを除いては。

 

エグゼイド感想一覧

裏面

仮面ライダーエグゼイド 第6話「鼓動を刻め in the heart!」 肯定的感想

 

前話

仮面ライダーエグゼイド 第5話「全員集結、激突Crash!」 否定的感想

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